韓国 – 日本で大きな人気を誇るトロットユニット「sis(シス)」が、先月2日、東京のテンノーズアイランドKIWAにて初の単独コンサートを成功裏に開催し、音楽ファンの心を掴んだ。このコンサートは、日本で「愛のバッテリー」のリメイク曲を発売したことを記念するもので、sisはこの公演を通じて彼らの音楽的ビジョンと情熱をファンに余すところなく伝えた。 世代と国境を超える音楽の旅 コンサートは、sisが「世代と国境を超えた音楽」を披露するというグループのコンセプトに忠実に、観客に多彩なジャンルの音楽を紹介した。公演で披露された曲は、さまざまな時代や文化の境界を越えた音楽的な色合いを見せ、観客に音楽の饗宴を提供した。セットリストは全14曲で構成され、その中にはファンに親しまれているトロットの曲をはじめ、シティポップ、オールドポップ、そして新しいデジタルシングルも含まれており、観客に感動を与えた。 sisのコンサート曲リスト: 特に、「Ding Dong ください(Dorebell of Love)」は、トロットの名曲「愛の超人鐘」を日本語でリメイクしたもので、コンサート中にファンに初めて公開された。この曲は、sisの2番目のシングルとして、4月に発売予定だ。日本のファンたちはこの曲を心待ちにしており、コンサート現場でその熱い反応をリアルタイムで確認することができた。 個々のソロ曲とユニットの特別な調和 公演中には各メンバーのソロ曲も披露され、ファンに特別な感動を与えた。特に、カノウミユ(Miyu)はソロ曲「Angel Night」を初公開し、ファンに彼女自身の感性を伝えた。ミユは「この曲は私の気持ちがそのまま込められた曲です。今日この瞬間、皆さんとこの歌を共有できて本当に嬉しいです」と感動のコメントを発表した。 ファンとの交流、感動の瞬間 公演現場では日本のファンだけでなく、韓国のファンも参加し、メンバーたちを応援する声が至るところから響き渡った。特に、一部の韓国ファンはカノウミユをはじめとするメンバーたちに会うために、韓国から東京まで足を運んだ。このような熱い情熱が会場を埋め尽くし、ファンたちはコンサートを楽しみにし、メンバーたちとの特別な出会いを夢見ていた。公演中、韓国語で応援するファンの声が聞こえると、メンバーたちは感極まって涙を流す場面もあった。こうした姿は、ファンとの絆をより深くし、日韓両国でのsisの人気を実感させるものとなった。 リーダーのマコトは公演後、「1年前はこんな光景を想像することすらできませんでした。ここまで来ることができたのは、応援してくださったファンのおかげです。本当に幸せで、これからも音楽を通じて感動を届け続けます」と涙を浮かべながら語った。 sis、グローバルステージへの可能性拡大 sisはカノウミユ、マコト、タラリホコ、アサヒアイという個性豊かな実力派メンバーが揃っており、全員が「トロットガールズジャパン」で準決勝以上の成績を収めた実力者たちである。特に、カノウミユとマコトはMBN「韓日歌王戦」に出演し、韓国のトップトロット歌手たちと競い合った。また、後続の番組「韓日トップテンショー」でも大きな話題を呼び、その舞台映像はYouTubeでそれぞれ100万回以上の再生を突破し、ファンからの熱い関心を証明した。 sis、世界のトロットアイコンとしての地位を確立 sisは初の単独コンサートを終えた後、3月30日に日本東京で開催される「トロットガールズジャパン東京コンサート流れる川のように」にも参加予定で、さらに多くのファンとの出会いを楽しみにしている。また、新しいデジタルシングル「Ding Dong ください(愛の超人鐘、ディンドンクダサイ)」の発売を控えており、この曲を通じて日本だけでなく、世界中のトロットファンにその存在感をより一層確実に刻み込むことだろう。 ...